足回りのフルオーバーホールをしてから、どうもハンドリングがしっくり来なかったんですよ。
思い当たる節はアリアリで、それはアライメント。
ブッシュまで総交換してますので、アライメントが狂うのは当たり前。
特に、それでもキャスターやキャンバーは、物理的に大きくズレようが無いのですが、トーはズレる要素満載。
フロントはタイロッドエンドを。リヤはトーコンリンクを交換してますからね。
どちらも、外す前にはマーキングしておいたのですが、交換後の部品が、全長が異なってまして、結局は、目視とカンに頼るしか無く。
組み上がった直後は、ハンドルを45度ぐらい曲げておかないと、真っすぐに走らない状況だったのですが、最終的には、(ほぼ)まっすぐ走るように仕上げました。
が、やはり、どうもフロントがフワフワと落ち着かないんですよ。高速域は勿論、低速域でも。
少しハードにブレーキングした時も、車が振られるんですね。
ハンドリングはロータスの命ですので、これは放ってはおけません。
と云うわけで、まずはトーを計測してみる事にしました。
計測は、タイヤの前端と後端で、それぞれ、左右の距離(トレッド幅)を測ると云う、簡易的な方法。
ガレージで、サクッと計測。いや、建築屋さんには反対されたんだけど、水勾配ゼロにして貰って良かった。
すると。驚く事に、前後とも、ほぼトーゼロ。差は1mmも無いんですよ。
目視だけで合わせたにしては、物凄い精度です。流石、俺(笑)
カタログ値は、フロントがトーゼロ。リヤが+1.2mm。
今の車の挙動は、間違い無くフロントがオカシイ。数値的には、0.7mmほどトーインになってます。
と云うわけで、再度、目視チェック。右フロントに比べると、左フロントが、微妙にトーインに見えたので、左フロントをトーアウトに調整。タイロッドを半回転ぐらい。1mmも動いてないハズ。
これで、まずは近所を試走。
超気持ちイイ!
いきなりセッティングが出た感じ。今までの不安な感じは一切消えて、接地感バリバリ。
もう、5分の試走のつもりが、1.5時間も走っちゃったよ。(このドライブ、元同僚に目撃された模様。)
いや、やっぱりアライメントって大事だね。1輪を、ほんの少し触っただけで、ここまでフィーリング変わるのね。
まあ、重ステで、ステアリングギヤレシオも高いロータスですので、このコンマ数ミリが効くんでしょうね。
今度、会社休んで、長距離ドライブ行こう。と心に決めた日でした。(去年は、行かなかったからねー)
- 2013/08/03(土) 19:17:29|
- 整備記録
-
-
| コメント:0