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海外駐在員の華々しい日常(笑)

ゲリラ豪雨

しく、なかなかの達成感と共に仕事を終え、帰路は、いつも通り、湯(とう)さんが運転する「駐在員号」に乗り込みます。この日の駐在員は、私と同時期に赴任して来た1名の若手(と云いながら結構な年齢w)と私の2名。
彼、初駐在でして、丁度、赴任後1ヶ月ほど経過した事もあり、5月病的な悩みを抱えているようで、「今日、飲みに行きませんか?」と、珍しくお誘い。まあ、昨日も給料日と云う事で、みんなで食事に行ったんだけど(いや、高かった...)、後輩たちの愚痴聞き/ガス抜きとアドバイスも私の仕事。昨日までは台風9号の名残りもあり、雨空だったのですが、久しぶりに気持ちよく晴れたのでビールでも呑むかな...と空を見上げると、怪しい暗雲が。

「こりゃ、ヒト雨来るかもね。飲みに行くまで、もってくれると良いんだけど...」

なんて話すも、出発後、10分で大粒の雨。あれよあれよと一気に豪雨。
私達は、いつも通りの帰宅渋滞にハマっており、ノロノロと進んでいたのですが、この雨で更に渋滞は酷いことに。そして、運が悪い事に、私達は、道路的に、かなり低い場所に近付いていました。ノロノロとしか進まない車列。アレよアレよと増す水かさ。既にフロントホイールの半分は水の中です。
すると、おもむろに湯さんは車のエンジンストップ。靴を脱ぎ、裸足になり、外へ。ボンネットを開け、何かを確認すると、車内に戻って来ました。
携帯に何かを打ち込み、翻訳を掛けたようです。
「車自体に問題はありません。この車は、空気取り入れ口が低い位置にあるので、暫くココで待機します」
と云うような内容。
湯さん、普段から、かなりの慎重派&心配性なのですが、常に私達の安全を第一に考えてくれており、全幅の信頼を置いてますので、「大丈夫です。時間は沢山あるので、ゆっくり行きましょう!」と、こちらも翻訳ソフトを介してメッセージ。

この時、時間は18時。まだまだ余裕。


周りを見ると、私達と同じように停止している車がチラホラ。一方、トラックや大型SUVなどは、バンバンと水の中を走っているのですが、彼らの作る波が私達の車の底を叩き、ジャポン、ダポンと車内には不穏な音が響きます。

これ以上、水位が増すとクルマが浮いちゃうかも。

なんて心配していると、携帯にプロバイダからSMSが。

【沈阳市防汛抗旱指挥部提醒您】过去1小时,和平区、铁西区、浑南区的降水量已达到60到80毫米;预计未来1到2小时,还将出现40到50毫米的降水,暴雨造成市区多处积水,请市民朋友注意关注天气预报与预警,减少出行,主动避险,驾车市民服从交警指挥。



この1時間に60-80mmの雨が振りました。このあとも、4-50mm降るから、気をつけろ。

と云うような内容。いや、マジでクルマ浮くよね。フロアに置いた自分のリュックを、そっとシートの上に移動します。この頃、時間は既に19時を回っています。いつもなら、家でビールを開ける時間だ。

雨は、やや小ぶりに。ただ、既に辺り一面、海のようになっている一帯。私達はどうなるの?...と外を良く見ると、「水位下がってる?」

通常のセダンのフロントホイール2/3は水没していた状況から、今は1/3程度になってる。なんで、こんなに一気に水が引くの?
更に、そこから30分もすると、水かさは15cmぐらいに。意を決した湯さん、エンジン再始動!
ソロソロと前に進み出します。100mも進むと、大きな排水車が2台稼働しており、水を汲み上げてます。だから水位が減ってたのね。しかし、思い起こすと、この排水車、いつも常設してあります。つまり、ココは冠水の名所なんでしょうね。って云うか、排水車を常設するぐらいなら、道路の排水システム自体を見直そうよ!

しかし、私達の帰宅の旅は、まだまだ続きます。
難所を超えた我々は、ここからランプを駆け上がり、市内有数の幹線道路に合流するのですが、これが全く動かない大渋滞。1時間で15cmぐらいしか進みません。雨ですら1時間に80mmなのに。

ここで、湯さんから提案。
「この渋滞は、おそらく深夜までかかる。この道沿いに800mほど歩くと、地下鉄の駅があるから、地下鉄で帰った方が良いかも知れない。」
既に時間は20時を回ってます。雨は降り続いてますが、ほぼ「普通の雨」と云う雨量。私達は提案を受け入れ、地下鉄の駅まで歩く事にしました。湯さん、ここまでありがとう&頑張って!

無限に続いているのでは?と思わせる車列の間を縫うように歩く2名。周りを見ると、私達と同じく、地下鉄を目指す人達が何人も。10分も歩くと、地下鉄の駅が。駅が水没してたら、どうしよう?と云う心配は、全くの杞憂で、通常通り、空調の効いた地下鉄駅。
中は大混雑?と云う心配も、やはり無用の心配で、週末の日中の方が混んでるぐらい。
3駅。15分ほどで自宅の最寄り駅へ。丁度、21時を回った所でした。

と云うわけで、少しお腹が空いたぐらいで、時間に余裕もあったし、乗車前にトイレに行ってたし、飲料水もキャンディーもあったので、「良い経験だったね」と云うレベルではありますが、そんな帰路でした。

しかし、途中、膝まで水に浸かりながら、激走するスクーターを何台か見たんだけど、どんな仕組みよ、アレ。原子力エンジンか?(笑)
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  1. 2019/08/17(土) 06:55:20|
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